美容皮膚科に通う男性が増加している理由

脱毛や皮膚関係の治療を専門に行う美容皮膚科において、男性の来院者が増加しています。とりわけ、男性自身の価値観の多様化により、40歳代の中高年を中心に、幅広い年代の来院者が増えているのが、大きなポイントです。男性の美容皮膚科への来院が増えた理由としては、男性が抱える外見上の悩みの一つ、ヒゲや体の体毛の脱毛に対応する医療機関の増加が関係します。女性が来院するイメージが強かった美容皮膚科において、脱毛を中心とした男性向けの医療サービスを提供する医療機関が登場したのは、2010年代でした。

男性の医療脱毛

美容医療に関係する美容皮膚科が注目されるようになったのは、1990年代に起きたプチ整形ブームが主な要因です。テレビにおいて、美容医療をテーマとした番組が話題になったのをきっかけに、美容皮膚科対応の医療機関を受診する人が増えました。しかし、当時の美容医療が、女性を対象としていたのもあり、男性側が美容皮膚科を利用する機会は訪れなかったのも事実です。また、男性を対象とした美容皮膚科対応型医療機関も存在したものの、多くが男性型薄毛に特化したものでした。

  
外見上の悩み

女性中心の美容医療に変化が見られたのは、2014年の秋、池袋に男性専用の美容皮膚科対応型の医療機関が開業してからです。当時は、ほくろやイボ、シワといった、顔に関する悩みを持つ男性が多く、現在の主流である脱毛に関する悩みは少ない方でした。しかし、男性向けの美容系医療機関に通う人は想定よりも多く、外見上の悩みを持っていた男性が一定数いたという事実が明らかになりました。開業当時、大手家電メーカーから発売された、男性向けの美容家電が売上を伸ばしていたのも、来院者が増えた要因の一つです。

男性向けの美容医療が、インターネットを経由して注目されると同時に、全国各地に同様の医療機関が立地されました。

現在の男性向けの美容医療は、従来からあった男性型脱毛だけでなく、ヒゲや体毛の脱毛を主なサービスとして提供するところがほとんどです。